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ｶﾝﾄﾘｰｴｯｾｲ
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2003/05/17号
ヒヨドリがくれたプレゼント
田舎の裏山には、毎年この季節になると、木いちごがあちこちになっている。
とてもちっちゃくて、姿がかわいいので、昨年のゴールデンウィークに帰ったとき、ひと苗抜いて持って帰った。
木いちごも普通のいちごといっしょで、春には白い花を咲かせ、いま赤い小さな実をつけはじめている。
ところが・・・
朝、家族の誰よりも、いち早く木いちごを食べちゃうのは・・・
ヒヨドリのつがい！！（あの仲の良さは、ぜったい夫婦！！）
おうちはどこ？と聞きたくなるくらい、毎朝やってきて、おなかいっぱい（？）食べて帰っていく。
秋は秋で、サンキライなど実のついたリースを飾っていると、冬の終わりには、なんだか地味なリースに変わっている。
ある冬の朝カーテンを開けると、バルコニーの真ん中に、丸い小さなドングリがチョコンと落ちていた。
昨日は確かに何もなかったよなあ・・
バルコニーにドングリなんて、おいてなかったよなあ・・
もしかしてもしかしたら、ヒヨドリのプレゼント？ ヒヨドリの恩返し？？
こりゃすごいことが起こりそう？！
ニマニマしながら土に埋めて、大事に水やりすること３ヶ月。
いまだなんの変化もない・・・・・！？
ふーか
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