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カントリーエッセイ
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2003/12/20号
クリスマス

もうすぐクリスマス。
この日が近づいてくると、何かすごくステキなことが起こりそうな予感がしませんか。
どんなことが〜?と聞かれても困るけど・・・
とにかく何歳になっても 毎年この日は<特別な日>なのです。
実は、わたしの母方の亡くなった祖母や兄弟は、敬謙なクリスチャンです。(なぜか母は違うのですが)
教会で過ごす祖母たちのクリスマスは、とても静かで厳(おごそ)か。
教会へ通う人にとっても、クリスマスはまた違う意味で<特別な日>のようです。
小学校時代の少しの時期、わたしも教会に通っていたので(ほんとにちょっとの間で恥ずかしい・・)
クリスマスの礼拝には何度か行きました。
25日はイエス・キリストのご生誕(降誕)の日。
みんなで祝福し、感謝し、歌い祈ります。
そう静かに厳かに・・・
初めは‘ケーキを真ん中に楽しいパーティー’を想像していましたが、いつもの礼拝とは少し違う雰囲気を肌で感じて、子供なりに緊張しました。
一度祖母に聞いたことがあります。
「クリスマスにパーティーをしたりプレゼント交換して楽しむのって、あれはホントのクリスマスの過ごし方じゃないの?」すると祖母が教えてくれました。
「自分の愛する大切な人とパーティーを楽しんだり大切な人に贈り物をすることは、神さまに対しておこなっていることになるんよ。ツリーもライトもキャンドル(ろうそく)も意味のないものはひとつもないよ。」と・・・
ついこの間 何を思いだしたか昔撮った職場のクリスマス会の写真を引っぱり出してきました。
そこには、キャンディーズの真似をして 赤い顔して歌って大騒ぎしているわたしがいます。
これがほんとうに神さまのお役にたっているのか、やっぱりわたしにはわかりませんが、(小学校時代の教会通いはなんだったのでしょう・・)
また今年も、何かステキなことが起こるんじゃないかと<特別な日>に胸をときめかせている12月半ばです。

ふーか


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