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カントリーエッセイ
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2004/10/30号
あるときは花植えびと


花好きが高じて 数年前から毎年春と秋のはじめに
数件のお家の庭の花植えをさせてもらっています。
「いいよ〜!」 なんて気軽に引き受けたのはいいけれど、
これがやってみると 奥が深くて毎回勉強の連続なんです。

家が違えば庭の形や広さが違うのはあたりまえですが、
そこへもってきて、陽のあたり方や土の質などもまったく違うのです。
そのほか予算や好みなど、いろんな条件にあわせて花や材料を購入するわけで、
ただ植えればいい!という問題じゃないことに あとから気がつきました。
素人のわたしがどこまで腕をあげられるか、やりがいがあります。

何より楽しいのは、自分の家では植えたことのない色や種類の植物を植えて
成長を見られることです。
自分の家だけでは いろんな面で限界があります。
色が合わない。
育たない。
スペースがない。
そういう植物をときどき植えさせてもらってストレスを解消させてもらっているのに、

みんなには喜んでもらえて・・・!
しあわせだなあと思います。

近所の花屋さんでは、2週間くらいまえからパンジーやビオラなど 
春咲く花の苗がたくさん出揃い始めました。
来年の春は ビオラと球根類の花を中心に楽しめるよう、
お家ごとにバリエーションを変えてつくっている 今まさに途中です。


ふーか



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