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カントリーエッセイ
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2004/12/04号
雑貨屋さんのいい香り
雑貨屋さんへ一歩足を踏み入れたとたん、
胸いっぱいに香りを吸い込んで、
思わず目をつぶります。
「雑貨屋さんに来たー!!」 という実感を一気に高めてくれる、
最初のシアワセの瞬間です。
香りはサシェの香りだったり、キャンドルや木の香りだったり・・・
アメリカンカントリーにはアメリカンカントリーの、
フレンチカントリーにはフレンチカントリーの、
それぞれのカントリーテイストによって
お店の中で独特な香りを感じることができます。
街を歩いていると、何かの拍子に
「あっ!この香り神戸の○○(雑貨店名)だ!!」
なんて思い出すことがあって、
もしかしたら、香りで雑貨屋さんのテイスティングができたりするんじゃないかと
ふと思ったりします。
すこし前 とあるアンティークショップを訪れたときのこと。
お店の中へ入るや否や、はじめて感じる衝撃的な香り〜。
日頃はお店の人に 気軽に声をかけたりしないたちですが、
どうしても気になって、帰り際に勇気を出して聞いてみました。
「この香りは なんの香りですか・・・?」
すると
「これかしら?」 と言ってお店の人が後ろの棚から出してきたのは、
ラベンダー色の外国洗剤。
わたしどんな表情をしていたのかな?
近々お店でも売るからと、ひとあし早く譲って下さいました。
雑貨屋さんへ行くと、素敵な雑貨・素敵な人々に出会う楽しみがありますが、
もうひとつ・・・わたしのなかでは 香りも大切にしたい出会いのひとつなんです。
ふーか
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