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カントリーエッセイ
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2005/02/05号
待ち【鳥】来たる
何度もココに登場しているお隣のお庭ですが、
その大きなお庭が大好きなのは私だけでないのです。
それぞれの季節にいろんな鳥がやって来ます。
今の季節、シナシナになってぶら下っている喉が凍えないのかと思うほど冷たそうな小さな実を食べるために毎日たくさんの鳥たちが訪れています。
もちろん私はそれを見て楽しんでいるのですが、それだけでは気が済まなくなって、ちょっとウチにも呼び寄せようと、ダンナさんにエサ台を作ってもらったのです。
呼び寄せようと思ったのは1年前、エサ台ができたのは昨年の暮れ、「作って!」から「完成」までかなり気長に・怒らず・待つこと1年。
娘と私、ワクワクしながら林檎を置いたり、小さくしたパンを置いてみたり。
しかし、なかなか鳥が来ない。
なんたってお隣のお庭にも鳥が集まらない。
・・・・・・さらに気長に待ちましょ。
寒いけどお日様ぽかぽかの午前中、家事を終えエサ台に目をやると鳥の後ろ姿が見える、慌てて2階にいる息子に声を掛けようと・・・「あーっ」飛んでいった。
ここ何日かの「最強寒気団」のせいなのか鳥たちの動きも活発になったようで群れをなしてお隣のお庭の木々に降りてくるようになった。
そして少々勇気のある鳥が我が家のエサ台にも降りてきてくれるようになった。
その状況にお互いにまだ慣れなくて・・・鳥たちもドキドキしているだろうけどウチの中で見ている私も静かに動かず息を殺して...(笑)
またひとつお隣の庭から楽しみを頂いた。
844.
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