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カントリーエッセイ
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2004/06/05号
ひとりで楽しむこと

10代の頃からなんですが、
例えば有名な作家の美術展だとか何かのイベント、場合によっては映画なんかもかなあ・・・
いまを逃したら二度と出会えないかも知れない と思うような場所へは、必ずと言っていいほど一人で出掛けます。
なぜかと言うと、この貴重な時間を自分のペースで動いて、心ゆくまで集中できるシチュエーション(状態)を確保したいからです。

雑貨屋さんを訪れる場合でも、似たようなところがあります。
一人で静かに行きたい雑貨屋さんと、友達と一緒に 楽しい気分を共有しながら行きたい雑貨屋さんを、わたしなりに区別しているようです。

一人で行きたくなる雑貨屋さんというのは、誰にも知られたくない!言い換えれば<隠れ家>的な存在です。
特別他人にお店の良さを話したりしないから、オーナーさんにしてみれば迷惑な話かもしれませんね。
そのまた一方で、このような雑貨屋さんは、<一人でおいで〜!> という目に見えない信号を出してくれてたりするのも事実です。
そういう雑貨屋さんの意図を、無視しないように心がけたいものです。

一人で楽しむ面白さを覚えると、友達と一緒の時の楽しさも更によくわかってきました。
だからこそこれからも一人で いろんなところへ出掛けていくつもりです。

ふーか



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