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カントリーエッセイ
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2004/06/26号
日曜大工生活〜vol.5

〜完結編〜

「むっちゃうれしー!出来た〜!やった〜!すご〜い!すばらしい〜!天才!(は言い過ぎ)」


ほんま、何回叫んだやろ〜。
オイルステインもすっかり乾いてる。
自家製カントリー調3段シェルフの完成である。

早速、キッチンに運び入れて、コンロ横の壁側に置いた。
「端はきっちり着けてやー」
「もう〜ちょっと奥までやってー」
「隙間空けんでええねんでー」
「わかってるって!」
「もう〜きちきちやって!」
「えっ!?きちきちって・・・?」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「うっそ〜!!何で〜!!」
なんと言うことでしょう〜♪(ビフォア-・アフター風に)
奥行きが長過ぎてシンク台からはみ出てしまうのです。
しかも2cmやし・・・
「おかしい〜ちゃんと計ってばっちりのはずやで」
「でも、実際長いやん」
「何で!何で!何でー!」
すっかりパニックってしまった。
図面の確認をしてみることにした。
すると、底板の長さは、ちゃんと合ってる。
じゃあ何で?なぜ?っと
図面から目線をシェルフに移したその時!
「あっ!わかった!」
底板で迷ったからやったんや。(詳しくは日曜大工生活〜vol.3をご覧下さい)
理由がわかって、後悔はしたものの
自分の判断ミスだと解ってちょっと落ち着いた。
そして、いかに図面が大事な物かと、頭をうった。

でもま〜、クヨクヨしててもしょーがないし、らしくない。
レンガを持ってきてその上に乗せてみた。
少し高くなってしまうけど、何とか収まるし、
見た感じも悪くない。
「これでバッチシや!」
「ほんまや、ええ感じやー」

いよいよキャニスター達を並べる。
一番下の段にひとつ。またひとつ。 
こういう時って何か、気持ちが静かで、それでいて変な緊張感と達成感があって。
そう、ずっと探し求めていた雑貨を見つけて、それを自分の手にとろうとした時と同
じ感覚かな〜。
そして、2段目には星条旗柄の調味料かごと、木のBOXを置いた。
一番上には〜ラガディを置こうと思ってたんやけど
よ〜考えたら油でギトギトなんのもいややし、
なーんも置かんことにした。
これでほんとに完成!

なんやかんやと、ほんま!波乱万丈やったけど、
よー出来たわ!
ほんま!えらい!

「じゃー次はなに作る?」

「ビクッ!!」


クロすけ



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