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カントリーエッセイ
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2004/06/12号
日曜大工生活〜vol.4
〜背板編〜
ラックといえば、背板が必要!
背板と言っても1枚板にしよか?
ナミナミにしよか?
(名前あるやんね、合わさって見える板。でも何て言うのか知らないんだ〜)
そら!見栄えのいいナミナミである。
でもどーすんのかがわかれへん??
カントリーの本の写真を頼りに
とにかく、6cm幅の板が10本くらい合わさったらいいように見えるけど。
とりあえず、縦の長さを揃えるため、糸ノコで切っていく。
出来上がった板を、端から棚板に釘で打ち付けていく。
これがまた、ほんまに、も〜である。
かなづちでトン!トン!トン!
リズミカルに打つ!打つ!打つ!のはず。
しかし!!
2.5cmほどの短い釘やのに、真っ直ぐに入っていかへんのだ!
釘を打つことがこんな難しいやなんて・・・
「ど〜すんの?〜まだ、後9本あるで〜」
「頑張り・・・その内うまくなるよ・・・何でも慣れ!慣れ!」
っと言ったまま、主人はその場からいなくなった・・・
残された私は・・・トン!カン!トン!ガキッ!!
「あ”〜指打った〜痛い!!」
トン!トン!ん?
「あ”〜なんでやねん!!」
・・・といがんでは、文句言い、言い。
なかなか先へ進まへん。
気付けば日も傾いてる。
そんな私を見かねてか、主人が戻ってきた。
あ〜神様〜ご主人様〜
さすが慣れた手つきでどんどん背板を打ち付けていく。
そして。
「やった〜!!出来た〜!!」
大騒ぎである。
こんな大きな作品が作れるやなんて!
後はオイルステインを塗るだけ。
もう、すっかり日も陰って真っ暗。
でも早く完成させたい私は、せっせとはけを動かした。
そして、キッチンに収まったイメージを想像して
暗いベランダで、ひとり顏を緩ましている・・・
次回いよいよ完成か〜!?
クロすけ
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