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カントリーエッセイ
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2004/09/04号


雑貨を飾りながら(この空間 何か物足りないなあ・・)と感じたとき、お助けアイテムとしてよく鏡をつかいます。
鏡は容姿を映す道具ですが、ときには部屋を広く見せたり光を集めたり、置く場所によっていろんな効果を生み出してくれます。

鏡を飾るとき、高さに一番気をつかいます。
どうしても自分を基準にベストの位置を決めてしまいがちですが、いっしょに住んでいる家族の背の高さは それぞれバラバラですから、家族のみんなにとっても居心地のいい位置に飾ることが大事だと思います。
容姿を映すことが目的の鏡は言うまでもありません。
わたしは雑貨の感覚で飾る鏡も 前を通ったとき中に何が見えるかひと通り家族みんなに教えてもらいます。
そうするとわたしには見えない後ろの壁の時計が家族には見えていたり、わたしには見える窓の外が、家族にはカーテンしか映ってなかったりするようです。
こうやってあーでもない!こーでもない!とおしゃべりしながら家族みんなが楽しめる<居心地のいい鏡の位置>を見つけていきます。

たまに何も考えずに適当に鏡を飾っておいたところ、夜ライトをつけたその光がうまい具合に鏡に反射して美しさが倍増し、とても驚いたことがありました。
これはラッキーでした。

何かを映すことを目的としてじゃなくて、何かが映ることを楽しみにしながら鏡を
飾ってみてください。


ふーか



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